本書は損保を舞台としたサスペンス。著者の作品は幾つか読んできていますが、同じ損保を描いた作品の「逆転調査」は読みごたえある作品だったので、本書も期待して読みましたが、特権や権力、そして損保会社の体質は保険調査員だけに細かく描かれているものの、サスペンスとしては展開が中弛みしているようにも思え、今一つの印象を受けました。
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